ヴルフペック『The Beautiful Game』


続いては16年リリースの作品。ここでは「Animal Spirits」がリードトラックで、先の「Cristmas in L.A.」と一緒にしばらく前からプレイリストに入っていました。MVには日本語も出てきて面白い。


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このアルバムが本命かと思っていましたが、そこまででもないかな。良く言えば多彩、悪く言えば雑多な印象があります。でもこれがヴルフペックなんでしょう。

 

固定メンバーが4人いて、そこに必要に応じてメンバーやゲストが加わる形態。一種ファミリーのようでもあり、プロジェクトのようでもあり。固定化しないアメーバのような活動は快楽原則のみに従って動いているかのようで新鮮です。

 

そしてこのリミッターのかかった音も特徴的。ローファイな感じが出ていて非常にいいですが、カラッとした音の印象を貫くところも魅力的ですね。掴みどころがないなあ。ミーターズというよりPファンクかな。