キャロル・キング『Music』

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キャロル・キングは一連の再発で入手しましたが、その前から聴いていたのはこのアルバムです。理由はアイズレー・ブラザーズの『Brother, Brother』のカバーが秀逸だったから。原曲を聴いてみたかったんですね。リリース後即座にカバーしているはずですが、それくらいこのアルバムにはいい曲が満載で『つづれおり』の上を行っていると思います。

『It's Going To Take Some Time』もいいですが『Song Of Long Ago』のコーラスの掛け合いなんか最高で、朴訥とした感じながらも愛を感じます。ジェイムス・テイラーですね、これ。この曲はライブバージョンも非常に良くて、いい時代のいい楽曲を提供している典型。聴いていて幸せになります。『Too Much Rain』なんかもとってもいい曲。

楽曲のクオリティが全体的に高いのが特徴で、売れに売れた『つづれおり』が聴いていて若干飽きが来るのに対してまったく色褪せないアルバム。何度聴いてもそよ風のようで気分が良くなります。お勧めだなあ、どう考えても。