サー・チャールス・トンプソン『Sir Charles Thompson Sextet』


久々にまた配信に戻って来ました。こちらもラジオで聴いてチェックしていた53年録音の作品。ちょっと音が古いですがスウィングしていていいですね。

 

ジャズについては年代が古くなるとビッグバンドの様相を呈してくる感があるんですが、こちらもそうした趣を持ちつつも緩やかなスウィング感が出ていてとても聴きやすい。ほとんど事前知識もなく聴いていますが、心地よい感じは伝わってきます。流麗なピアノ演奏も聴けて非常に美しい。綺麗な後味を残してくれます。「Sweet Geogia Brown」の解釈は新鮮でした。

 

晩年は日本にお住まいになっていたとのことですが、98歳でお亡くなりになった際には松戸におられたということで、ちょっとだけ縁を感じました。