坂本龍一

ヴァージニア・アストレイ『Hope in a Darkness Heart』

『サム・スモール・ホープ』の邦題で86年にリリースされた、坂本龍一プロデュースの3rdアルバム。長らく廃盤だったが、先月末に目出たく紙ジャケ再発された。これはまたその内すぐなくなってしまうだろうと思い、買っておいた。 このアルバムの存在は知って…

坂本龍一『/05』

ここ最近のアマゾンのランキングを見る限り、ツアーの影響からかピアノアルバムが上位に登場している。先日の『/04』に続いてこちらも中古屋で見つけた。1000円かな。 収録曲はお馴染みの曲ばかり。『Tibetan Dance』も『Energy Flow』も『The Last Emperor…

坂本龍一『PLAYING THE PIANO/05』

前回のツアーのDVD。今回のツアーも基本的にはほぼこれと同じ構成だろう。無人ピアノの自動演奏との一人セッションは圧巻で、特に『+33』は魅せる。実際にライブで弾いたフレーズをもう1台に転送しているようにも見えるが、だとしたら凄い。いずれにしろ、自…

坂本龍一『playing the piano 2009 -tokyo 031809』

ということで直後にiTUNESで購入してしまった!駄目だなあ、ホントに。少し我慢すればいいのに・・。 聴いていて思い出したのは昔よくFMで放送されていたライブ録音番組。坂本龍一だと、立花ハジメの『H』の頃にやっていたライブ、当時のバンド名何だったか…

坂本龍一『04』

中古屋で800円とド安目だったので購入。新作を聴いて以降、通勤電車でのピアノの音が快適なので、04年と05年に出たピアノでのセルフカバーにも手が伸びてしまう。『1996』は売っちゃたんだよなあ。 アジエンスのCM曲から始まるが、高音がキンキンしていて少…

坂本龍一『音楽は自由にする』

坂本龍一の自伝も出た。『SELDOM ILLEGAL 時には違法』では「喪の仕事」の話が面白かったが、今回は純粋に自伝。どうかな、と思ったが結構面白かった。 やはり受けている教育がスタート地点で影響している。ハイクラスな出自で、母親の整える一種個性的な環…

坂本龍一『koko』

先日の新譜の中で『to stanford』という曲があったが、妙にピアノの音がしっくりきたので1年前に出たこのシングルの旋律を思い出した。確か年賀状のCMのテーマ曲。 ここ最近はピアノに回帰した曲群も多く、セルフカバーも多く出ているが、とても耳障りが良い…

坂本龍一『out of noise』

HASYMO始動後、細野晴臣のソロがリリースされて今度は坂本龍一、来週は高橋幸宏のソロ発売、とまるで『BGM』発売後の1981年の頃みたいなリリースラッシュだ。HASYMO以降、坂本龍一の音がどんな風に変わってくるのか、非常に興味があったため、今回は手を伸ば…

坂本龍一『NEO GEO』

87年リリースの『NEO GEO』が再発になった。実は当時『未来派野郎』の『バレエ・メカニーク』の甘さに幻滅してしまった後だったので、安易なワールド・ミュージック志向についていけず、このアルバムはスルーしていた。 ところが、ベスト盤で聴いた『NEO GEO…

坂本龍一『CHASM』

ずっと新作を聴いてこなかった坂本龍一だが、最近のHASYMOで『War & Peace』がよく演奏されるので、このアルバムだけは聴いてみた。04年作。 デヴィッド・シルヴィアンとの『World Citizen』はシングルで買って聴いていたのでいいとして、オープニングの『un…

坂本龍一×細野晴臣

4/29にFMで放送されたサウンド・ミュージアムでお二人の初ラジオ対談を聴いた。大体の内容は「エスクァイア」6月号にも掲載されている。 http://www.esquire.co.jp/esquire/2007/06/index.html 気になったテーマは 1.アコースティック 2.環境 3.朝 「…