2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ZAPP『ニュー・ザップ・フォー・ユー』

85年の4作目。冒頭の『It Doesn't Really Matter』から良過ぎ。体が揺れて文章が書けません。『Computer Love』も溶ける溶ける。ああ、終わんないでくれ。 しかしこの頃のファンク系の音はすべからくプリンスの影響下にあるんだろうな。そんなことを3曲目か…

ZAPP『ハッピー・ザップ』

83年リリースの3rd。冒頭から『Heartbreaker』『I Can Make You Dance』と名曲が畳み掛ける。1stが若干Pファンク色を引きずっていたのに対して、もう完全にZAPPの型が出来ているような気がする。 ギターは誰が弾いてるんだろう。この辺の音の入り方はアイズ…

ZAPP『ZAPP』

次はZAPPに行きます。これは80年に出たファースト。 ZAPPはオリジナル・アルバムは『V』しか持ってなかったんですよ。後はベストですか。昔MZA有明にコンサートを観に行った程なのに失礼な話だ。1stでどのくらいヴォイス・モジュレーターが使われているのか…

キンクス『不良少年のメロディ』

75年リリースのRCA最終作。これも買い直し。『Schooldays』からいきなり泣かせる。 正直このアルバムもあんまり真面目に聴いてこなかったが、連発するロックオペラの狂騒から一歩引いたバンドサウンドとしてコンパクトにまとめてあるところが好感が持てる。R…

キンクス『プリザヴェイション第2幕』

翌74年にリリースされたロックオペラ第2弾。元々2枚組で、収録時間70分以上という大作だ。この辺の仕事はザッパでいえば『ジョーのガレージ』みたいなもんで、アナウンスが入るところが英語の分からない自分にはきつい。 曲はどうか。第1幕にあったボードヴ…

キンクス『プリザヴェイション第1幕』

キンクスのポスト・ヴィレッジグリーンともいうべきロックオペラ第一幕。73年リリース。こちらも買い直しになる。以前はアクト2との2in1で持っていた。 壮大過ぎて聴き込めずにいたのはそのボリュームからで、今回オリジナル通り別々のタイトルできちんと分…

キンクス『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第1回戦』

続いて70年リリースのキンクス9作目。これも好きな曲が多いアルバムだ。『ローラ』『エイプマン』『ラッツ』とどれをとってもおいしいが、実は何気に『パワーマン』が好きだったりする。イントロ最高! この頃のレイ・デイヴィスのメロディへの言葉の乗せ方…

キンクス『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』

ということでキンクスも一気に買い直しました。まずは69年リリースのアーサーから。カンガルーのポケットから取り出すオリジナルジャケット仕様。これは楽しい。 とても好きなアルバムだが、やっぱり『シャングリ・ラ』が一番好きかな。中盤のギターリフが切…

ライ・クーダー『Paradise & Lunch』

それに比べてライ・クーダーの志の高いこと!74年リリースの4作目。こちらは買い直しとなる。当初ライ・クーダーはこのアルバムしか持っていなかった。今回キンクスと共に退路を断つつもりで先に旧企画盤を売り払って年末に購入した。 これはほんとにいいア…

坂本龍一『BEAUTY』

89年リリースのヴァージン移籍作。当時は世界進出に野心を燃やしていた時期で、先日の90年代の高橋幸宏と同じく個人的に興味を失っていた頃の作品だ。 ベスト盤で何曲かは耳にしているが、沖縄路線を引っさげたグローバル志向で、そのあたりも敬遠していたポ…

ブライアン・イーノ+デヴィッド・バーン『My Life In The Bush of Ghosts』

2011年の一発目はずっと聴きたかったブライアン・イーノとデヴィッド・バーンによる『リメイン・イン・ライト』のプロトタイプ。オリジナルは81年にリリースされているが、今回手にしたのはリマスター新装版の方。 先に27年ぶりに同コンビで復活したが、この…