2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

クレイジーケンバンド『ZERO』

08年リリース10作目の本作も収録時間73分と大量。ほんとにエネルギッシュだ。『ランタン』『湾岸線』とスタートから飛ばしている。もうイントロからしていいもんな。この辺のワンパターンさが必殺仕事人みたいで好きだ。続く『猫』もイントロでノックアウト…

ニュー・ミュージック『Anywhere』

81年というのはYMO関連では特別な年で、『BGM』や『テクノデリック』に加えて坂本龍一の『左うでの夢』や高橋幸宏の『ニウロマンティック』、ビートニクスの『出口主義』等の錚々たるタイトルがリリースされている。その高橋幸宏が『ニウロマンティック』で…

フランク・ザッパ『The Perfect Stranger』

ザッパの80年代作品はあまり手を出していなかったが、最初にザッパを聴いたFM番組で最後にかかったシンクラヴィアの曲だけはずっと分からずに探している。今回ディスクガイドを見て「多分これだ!」と思ってCDプレーヤーの修理を待って手にしたのが84年リリ…

異動

本日付けで異動。ここで異動の話をするのは何と4度目となる。ちょっと頻繁過ぎるかな。 今回も拠点を移して業務は同じという形態。勤務先が新川崎から川崎に変わって通勤が少しだけ楽になる。よかった、よかった。景気が悪いので組織変更の頻度や人材流動性…

Shi-Shonen『Singing Circuit』

85年にノン・スタンダードからリリースされたShi-Shonenの1st。これはアナログで持っていた。懐かしい。 エグゼクティブ・プロデューサー細野晴臣ということで購入した覚えがあるが、実際はプロデュースというよりレーベル・オーナーとしての参加だったんだ…

ザ・マジック・バンド『Back To The Front』

先日購入したディスク・ガイドで存在を初めて知ったキャプテン・ビーフハートのバックバンド再結成メンバーによるバンドの03年リリース作品。これも中古屋にサクッと置いてあったので手に取った。 内容は主役なしでバンドが演奏を行い、ドラムのジョン・フレ…

ザ・スタイル・カウンシル『Cafe Bleu』

84年リリースの1st。何となく聴きたくなったので安いリマスター盤を購入。CDプレーヤーは音飛びのオンパレードで聴けたもんではないので、PCで聴いています。 このアルバムが出た頃はUKチャートやUSチャートをチェックしまくっていた頃だったので、自然とス…

サディスティック・ミカ・バンド『黒船』

CDプレーヤーの音飛びが激しくて聴けたもんじゃない。はやく修理しないとなあ・・。74年リリース。実はミカバンドをちゃんと聴くのは初めてだ。何となく加藤和彦関係は避けて通ってきたが、『嘉永6年~』をどこかで耳にして、いつかは聴かないとと思っていた…

ビーチ・ボーイズ『Love You』

77年リリースのこの作品はブライアン・ウィルソンが復帰しての第2作目ということで、ブライアンのソロ作のような扱いを受けている隠れた名盤。ずっと探していたが、遂に手にした。買い直しで毎回躊躇していたので、今回はカードローンに目もくれずレジへ直行…

デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン『Structure et Force』

ここ最近思想誌やラジオで菊池成孔をよく見かけるが、その流れで思わず手にしてしまったDPRGの03年作。実は聴くのは初めてだ。難解な印象があったが、いわゆるクラブ・ジャズみたいな印象は変わらなかった。結構ポップなんですね。 曲の題名からして『構造1…

ムーンライダーズ『moonriders LIVE at SHIBUYA KOKAIDO 1982.11.16 青空百景』

聴く前から楽しみだったライダーズの青空百景ライヴ2枚組。『マニア・マニエラ』の発売拒否に遭った直後に間髪入れず作られた『青空百景』リリース後のライヴということで、最も勢いのあった頃の録音ということで、実験性とポップが同居する貴重な音源だ。DI…

鈴木慶一『ヘイト船長回顧録』

渾身のソロ作をやっと聴くことが出来た。三部作の最終作だそうだが、ゲスト陣も高橋幸宏、遠藤賢司、PANTA、あがた森魚などと豪華だ。 一聴した印象は思った程暗くない、というものだった。今回も曽我部恵一とのプロデュース作品だが、前作、前々作と非常に…

ヴェーダ・ヒル『This Riot Life』

こちらもアンディ・パートリッジのAPEからの08年リリース作。カナダのSSWだそうだ。弦楽器を使ったクラシカルな音からはXTCの『アップル・ヴィーナス』を想起させる。やっぱりメロディは複雑だ。こうした一風変わった一筋縄ではいかないアーティストを扱うん…

ジェン・オリーヴ『Warm Robot』

今月号のストレンジ・デイズはアンディ・パートリッジのAPEレーベル特集だが、そこに掲載されていた二人の女性アーティストの作品を注文した。その内の一人、ジェン・オリーヴの2010年リリースのデビュー作。プロデュースはアンディ・パートリッジだ。 アコ…