小沢健二が動き出すと、周囲が動き始める。これは辛い時もあるでしょうが、勢いがある時は自走効果が働いて非常に前向きに回転し始めます。
今回でいえば満島ひかりとのデュエット、もっと言うとApple Musicとの連携が時代の後押しをしてくれていて、話題性に事欠かない。
でも楽曲が良くなければこうした効果は半減してしまうんですが、その辺りもきっちりクオリティが確保されていて、とても良い状態にあると思います。現役時代もシングル中心でしたが、ここ最近の活動もシングルリリースのみで突っ走っている。しかもそれが全て話題になるのだから、非常に稀有なパターンだと思いますね。
特殊仕様の嵐。CDというメディアの衰退を逆手に取った上手な戦略だと思います。