ジェームス・テイラー『James Taylor』

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アップルといえばジェームス・テイラーの1stが出ていたことで有名ですが、やっとここで聞けました。凄い!もうこの時点で完成されている。

1stがそのアーティストの全てを物語るというパターンの作品は数多あれど、このJTについても思い切りそれが当てはまっていると言わざるを得ませんね、これは。当時は余り売れなかったようですが、その後の活躍は言うまでもないし、アップルを早々に離れたのも恐らく吉と出ていたはず。それはバッドフィンガーの悲しい結末や他アーティストの相次ぐ離脱が証明しています。

68年リリースということで自分が生まれた年の発売ですが、そうなると今から50年前ということで半世紀前ということになります。自分の年齢も含めて驚きですが、音楽の瑞々しさは驚くほど変わっていない。唯一アレンジが多少時代を感じさせるくらいで、基本はフォークミュージックですので不変です。