傑作、傑作。これまでで一番いいんじゃないかな。
昨年リリースされていたベニー・シングスの新作は配信で聴いていて、そのうちの何曲かはプレイリストに入れて聴いていましたが、今回フィジカルで改めて向き合ってみて、その良さに驚きました。
恐らくは共同プロデュースのケニー・ビーツの貢献度が大きいものと推測しますが、やはりビートのキレがいいのと、ヴルフペックみたいな皆で作り上げているような感じ、参加メンバーの会話の声も入っていたりして、聴いていて幸せになる仕上がりです。
ご本人による解説の中でも満足度が伝わってきますが、これは躍動感があっていいアルバムですね。ボーナストラックを含めても僅か29分程度で終わってしまうのが勿体無い出来栄えですが、この好調を是非とも今後維持していって欲しいと僭越ながら切に思います。