レイ・ブライアント『Alone at Montreux』

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こちらも貸してもらった一枚。72年のモントルー・ジャズ・フェスティバルのライブ録音です。

観客の熱気が凄いですが、何より一人で演奏して会場全体の雰囲気を持っていってしまう迫力には圧倒されます。キース・ジャレットと違って非常に明るい弾ける音が次々と繰り出されるのは聴いていて楽しいですね。

オスカー・ピーターソンの代役で急遽出演したとのことですが、これだけの演奏であれば観ている方も納得したんじゃないでしょうか。熱気と演奏の素晴らしさが音だけ聴いていても映像として伝わって来るような音楽でした。

自分はジャズにはまだまだ詳しくないですが、こういった演奏であれば音楽として説得力があると思います。バンドとしての演奏も聴いてみたくなりました。