スパイロ・ジャイラ『City Kids』


仕事でご一緒させていただいた方が最近アナログ・レコードにはまっている、ということで各々お勧めのレコードを交換しよう、というご提案をいただき、昨日お会いして頂いてきた作品です。

 

パイロ・ジャイラという名前は知っていましたが、こうしたフュージョンの作品はこれまできちんと聴いたことはなかったので新鮮に聴くことができました。とても綺麗なサウンドです。

 

ゲスト・ミュージシャンに目をやると、ビル・エヴァンスと一緒に演奏していたエディ・ゴメスの名前があったり、矢野顕子と一緒に演奏していたウィル・リーの名前があったりと、とても楽しくクレジットを眺めることが出来ました。スティーヴ・ガッドの名前もありますね。

 

フュージョンはジャズから派生した音楽ですが、自分自身がまだジャズを勉強中なので、なかなかここまでは耳が届かない。そんな中でもかなり昔にジャコ・パストリアス経由でウェザー・リポートを聴いたことはあって、そこで止まっていた体たらくでした。

 

開放感のある音は野外で聴くとさぞかし気持ちいいと思うので、いずれジャズ・フェスティバルにも参加してみたいと思います。そんな風に思わせてくれる作品でした。それから、一番大事なことはこれがアナログ・レコードだということ。やはり低音が膨よかです。