バラカン・ビートで表題曲がかかっていて、ピーター・バラカンが一番最初に買ったパット・メセニーのレコード、といった形でコメントしていたので手にした一枚。79年の作品です。
そもそもフュージョン自体まったく聴かないので、パット・メセニーも初めてまともに聴くんですが、ジョニ・ミッチェルの70年代のツアーに当時ジャコ・パストリアスと一緒に参加していて、映像も観ていたので、そういった意味では馴染みはあります。
一人多重録音の作品のようですが、やはり表題曲の爽やかさに目が行きます。これ、グッさんのラジオ番組のテーマ曲だよなあ。ギターの多重録音なのでリズムがない。従って音は綺麗なんですが、独唱のようになってしまって、ややもするとお経のようです。比較的音が少なめなシンプルな印象を残すので、あまり記憶に痕跡は残しませんでした。リマスター前の音源を手にしてしまったので音が小さめだった点も残念だったかな。
