スティーリー・ダン『Decades Apart - Live On The Radio '74 & '93』disc 5

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20年代パンデミックの時代になるとは思いませんでしたが、自粛ムードの中ただひたすら音楽を聴く。その環境の中では比較的スティーリー・ダンドナルド・フェイゲンは落ち着いて音楽に浸れるので合っているように思います。

 

ラストは93年復活ライブの後半。こちらも最高です。それぞれのソロの楽曲も盛り込みながら展開される演奏はドナルド・フェイゲンの2ndソロ『カマキリアド』からのパーマネントなメンバーによって安定感バッチリ。そんな中で「バビロン・シスターズ」や「ペグ」なんかが演奏されてしまうので、これは観客ならずとも興奮します。音質も比較的良いのでその辺りもいいですね。

 

この翌年にウォルター・ベッカーの初のソロアルバムが発売され、スティーリー・ダンとしてのツアーは継続し、遂には00年に新作までリリースしてしまう。ああ、続いていたんだなあと思わされる音源でした。ここでもまたひとつミッシング・リンクが埋まりました。