ケニー・ドーハム『Quiet Kenny』

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こちらもラジオで紹介されたタイトル。59年の録音です。メンバーにポール・チェンバースが入っていて、ここでもマイルスのオリジナル・クインテットのメンバーに出会うことができます。ピアノはトミー・フラナガンです。

 

先日タモリの若い頃の番組をYouTubeで見ていて、ジャズの話題について話されていました。ジャズ喫茶について語っていたんですが、まずそれが日本独特だという指摘がピーター・バラカンから入り、マイルスの『Kind of Blue』からリクエストすると「こんなの家で聴けよ」と言われたとか、席を立つ人が続出したとか。

 

恐らくそうした人達がジャズの入口を狭めているんでしょうし、こうした権威主義YMOファンにも存在して、それが再結成を遅らせた一因でもあることを以前指摘しました。

 

だからといってジャズやYMOの魅力が半減するわけでもなく、以前から書いている通り、ただひたすら感じるがままに聴いていく。その指南役にラジオ番組があるというのが現時点で幸せなところです。

 

英会話のオンラインの画像背景にCD棚が映って、フィリピンの教師の皆さんから聴いているジャンルを聞かれるんですが、ロックとジャズとテクノと答えると大抵ユニークだと言われます。共通点は恐らく器楽だと思っているんですが、そこはまだ英語力がないので説明できません。。