ヴァン・ダイク・パークス『ディスカヴァー・アメリカ』

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細野晴臣絶賛の72年作。このセカンドが出た翌年にははっぴいえんどのラストアルバムがリリースされており、『さよならアメリカ、さよならニッポン』がヴァン・ダイク・パークスによってプロデュースされている。昨年末か今年頭の坂本龍一との対談でもヴァン・ダイク・パークスの話題は出ていて、坂本龍一もこの『ディスカヴァー・アメリカ』を絶賛していた。

という評判を別にしても『オカペラ』と『リヴァーボート』の2曲にFMでやられてしまって20年前に聴いたこの作品は印象に残っている。単純にドラムが入っているから聴きやすいんだな。カリプソをベースにしてはいるがリトルフィートのカバーなんかもあり、とても楽しく落ち着くアルバムになっている。当然コンセプチャルでもあり、細野トリビュートでの華麗な雰囲気も漂っている。

後、音が良くてよかった・・。