トッド・ラングレン『All Sides of The Roxy』disc 1

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昨晩は旧友と久しぶりに会って沢山のパワーをもらいました。珍しく朝イチから近所を散歩してから聴いているのは、フランク・ザッパに続いてロキシーでのライブコンプリート音源がリリースされたトッド・ラングレンのボックスです。

3枚組ですが、基本はライブアルバムの『Back To The Bars』の元音源の完全版です。但し、ラジオオンエア音源からのリマスターだそうなので、ch数が限られていることもあり、音質については今一つの感があります。それでも価値は十分。まとめてくれたことに感謝感謝。

やっぱり何といってもロキシー関連は未発表曲のムーギー・クリングマン作品「Lady Face」の美しさに尽きるでしょう。何でこの曲は正式にリリースされなかったんだろう。謎ですね。初めて聴いたときはその美しさに鳥肌が立ちました。もうすっかりお馴染みではありますが。

78年の活動10周年記念ライブということなので、そういった意味でもザッパの10周年ライブと同じロキシー公演ということで同期している。73年と78年という差はありますが。こうしたコンプリートもののボックスがここのところ多いですが、これもCD末期の予兆なんでしょうか。だとしたらメディア集大成ということで、どんどん色々と発掘してほしいものです。物凄い時代になりました。