フランク・ザッパ『The Roxy Performances』disc 7

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遂にラストのディスクに辿り着きました。ラストは公演前日のサウンドチェックとフィルム撮影の音源です。

ということは観客はいない訳ですが、聴いてみるとここから「Pygmy Twylyte」から「Dummy Up」への音源や「Penguin In Bondage」のギターソロなんかが公式アルバムの『Roxy & Elsewhere』に使われているのが判明して、とても驚きました。実際のライブ音源だけではなくて事前の音源からも良ければリリース用に活用してしまうなんて。

演奏はラフな部分もありますが、実際に公式盤に音源が採用されていることからも分かるように、結構キッチリ演奏されています。ここからロキシーが始まっていった訳ですね。

それにしても全体を通して物凄い分量。そして発見も多くて大変有意義なボックスでした。また聴き返すのにはパワーが入りそうなので、しばらくは寝かせてしまいそうですが、一家に1セットの家宝だと思います。