ロニー・リストン・スミス『Loveland』

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山下達郎のサンデーソングブックでかかった曲を頼りに入手したロニー・リストン・スミスの78年作品。

ロニー・リストン・スミスは一時期夢中で集めたレア・グルーヴ関連の作品の中で1枚含まれていたので、『Expansion』だけは持っていましたが、このエキゾチックなキーボードの音に70年代後半のはらいそ的な雰囲気を感じて思わず手にしてしまいました。

78年ですから今巷で盛り上がっているYMOの1stと同じ年になりますが、やはり70年代後半はフュージョンの全盛期だったんですね。この音の質感は初期の山下達郎でもあるし、フュージョンに身を委ねていた坂本龍一の音でもある。ということは時代の音なんでしょう。

サンデーソングブックでかかった曲がどれなのか最早思い出せませんが、恐らく旅でひと摑みということで2曲目の「Journey Into Love」なんじゃないかと思います。結果的にどの曲を聴いても雰囲気は一緒なので既にきっかけは関係ないですが、ピンと来たのがエレピのサウンドであることは間違いありません。