ビル・エヴァンス『The Evolution of a Trio』


ビル・エヴァンスの映像作品を中古屋で発見したので迷わず2本とも手に取りました。映像モノはなかなか見かけないので、これはもう即決。そして内容も最高です。多少画質が悪くても問題ありません。

 

ジャケットの写真は60年代のビジュアルですが、実際には71年と79年の映像。ふっくらして髪の長くなったビル・エヴァンスが演奏しています。それにしても前期と後期でこんなにもビジュアルが変わる人も珍しいですね。

 

どの演奏もとてもいいので、やはり後期のビル・エヴァンスもどんどん聴き進めないといけないなあ、と認識を新たにしました。71年の方はエディ・ゴメスがベース、マーティ・モレルがドラムです。79年の方はマーク・ジョンソンがベース、ジョー・ラバーバラがドラムです。

 

一番の収穫はドラムソロの前にビル・エヴァンスが弾くグリッサンドの映像が観れたこと。これ、カッコよくて好きなんですが、中指の裏で弾いたり親指で弾いたりするんですね。基本的に指一本で弾いています。

 

ビル・エヴァンスの場合、ドラムソロのパートに入っても若干音を被らせたりする微妙な瞬間があって、この辺りの機微も好きな部分です。そんな姿が実際に映像で確認できるので、これはもう至福というよりないでしょう。