2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

きゃりーぱみゅぱみゅ『なんだこれくしょん』

娘の誕生日プレゼントにヤマダ電機のポイントで購入。果たして中田ヤスタカのアウトプットはどうか。 まずはジャケットが悪趣味。そこは置いておいて、今度新作も出るPerfumeと比較するとこちらの方がポップです。ここ最近はPerfumeもドラえもんの主題歌を歌…

森は生きている『森は生きている』

巷で話題の新人バンド。きっかけは武川雅寛のライブで共演していたのをどこかで見かけたのが始まりです。 既に言われている通り、はっぴいえんどやはちみつぱいのような、あるいは『HOSONO HOUSE』のような、あるいはサニーデイサービスのような、といった形…

Controversial Spark『Controversial Spark』

鈴木慶一の新バンドの7インチEPが発売になりました。ワールドハピネスで買い逃していたので、買えて良かった。限定500枚だそうです。 インタビューがあったので貼っておきますが、まだまだ未知数といった感じですね。ドラムは元カーネーションの矢部浩志。ま…

ゴドリー&クリーム『L』

78年発表の2nd。これは初聴き。 よく10ccは分裂後のゴドリー&クリームを是として残りを否とする論調を見かけますが、それはある意味解散後のジョン・レノンとポール・マッカートニーを論じるようなもので、やっぱりフルメンバー時代の10ccが一番良かったよ…

スティーリー・ダン『Going Mobile』

74年『プリッツェル・ロジック』リリースの頃のライブ。音はイマイチですが演奏はご機嫌。初期の楽曲を堪能できる好盤です。 聴いていていかに自分が2ndを聴き込んでいないか痛感しました。『The Boston Rag』なんていい曲ですよね。3rdからの『Any Major Du…

電気グルーヴ『人間と動物』

これが聴けるようになったということは元気になった証拠だな。 今年の2月にリリースされた電気グルーヴの新譜はずっと聴かずにいましたが、初回限定のDVD付きが中古屋店頭にあったのでやっと手にしました。正直言って新たな発見はありませんし、割り切った上…

小沢健二『ある光』

遂に入手!探してました。 小沢健二活動後期のシングル。小沢健二の場合、CDシングルのみで発売されてアルバムに入っていない曲が多いんですが、その後『刹那』としてリリースされたシングル集からも漏れた名曲がこちら。少し値は張りましたが、こいつは掘り…

クラフトワーク『Electric Cafe』

細野晴臣をして「まだこんなことをやってるのか」と言わしめた86年リリースの作品。とはいえ当時坂本龍一の「改めて原点を見つめ直した」との発言もあり、実はファンキーな作品でもあります。PVもカッコよかったしね。 その後現在まで続く息の長い活動からし…

ゴドリー&クリーム『Birds of Prey』

地味だなあ、これは。 83年リリースのゴドリー&クリーム5作目。とはいえ何といっても冒頭の『My Body The Car』ですよ。この曲の秀逸さはイントロのクラフトワークみたいなヴォイスから始まる一貫した声による芸術です。短いですがとても刺激的。でも残念な…

ポール・マッカートニー『Flower In The Dart』

89年リリースのコステロとの共作が入っている作品。う~ん、音が小さい。音が古い。もう少しいいかと思ったなあ。 今度来日するポールですが、年齢からすると最後ではないかと言われています。会社の人も1万数千円払って行くそうですが、確かに復活を遂げた…

WORLD HAPPINESS 2013

結局皆勤賞となってしまった。 YMO不在のため当初は行く予定じゃなかった今回のWORLD HAPPINESSですが、急遽娘と一緒に行くことになってしまいました。でも結果オーライ。YMOも結局出てましたし、意外と粒揃いの一日で楽しめました。とはいえ暑かった!年々…

アラン・トゥーサン『Southern Nights』

タイトル曲が坂本龍一のサウンドストリートでよくかかっていたので気になって購入したのがもう随分前のことになります。実際はタイトル曲のみが異質のトロピカルな雰囲気を持っていて、後は結構普通のポップスといった趣。バックはミーターズなのでファンキ…

ムーンライダーズ『ムーンライダーズ』

通称「赤いアルバム」。以前はムーンライダーズの初期音源は余り好きになれませんでしたが、『シナ海』を再発見してから猛烈にフィードバックしました。特にこの2ndは『砂丘』にしても『紅の翼』にしても当時ならではかつライダーズならではのロマンチズムが…

ユートピア『Utopia』

不遇の時代を過ごした時期の作品ですが名曲『There Goes My Inspiration』を含む素敵なポップアルバムでもあります。この曲をトッド来日時のアコギソロで聴いた時の衝撃といったら・・。実際、レコーディング・エンジニアもこの曲の録音時に演奏を先に録音し…

高橋幸宏『THE DEAREST FOOL』

おっと、ここで復活してるじゃないか。 『世界中がI Love You』が聴きたくて手にした99年リリースの作品ですが、位置づけ的にはこの後ビートニクスの3rd、スケッチ・ショウの結成、YMOの復活と続いていく出発点となっているアルバムであり、テクノ回帰路線の…

デイヴ・エドモンズ『ひとりぼっちのスタジオ』

これは異物だ。 デイヴ・エドモンズの75年リリースの2nd。想像していたものとは違って、思いっ切りウォール・オブ・サウンドのまるで大瀧詠一のようなアルバムです。ほぼ全編カバーで1曲目からフィル・スペクター節爆発。CDプレーヤー壊れたのかと思いました…

プロコル・ハルム『A Salty Dog』

細野晴臣の『泰安洋行』のヒントになったと思しきジャケットが印象的な68年リリースの3rd。タイトル曲は坂本龍一のスコラDrums & Bassでも紹介されていました。ドラムが英国人ならではの音づくり、みたいな話を高橋幸宏がしていたような記憶があります。プロ…

エルヴィス・コステロ『Goodbye Cruel World』

先日の高橋幸宏のEveryday Musicでもかかっていた名曲『I Wanna Be Loved』を収録した84年リリースの作品。本人は一部を除いて気に入っていないアルバムのようですが、いいですよ普通に。 それにしてもその『I Wanna Be Loved』にスクリッティ・ポリッティの…

エスペランサ『Chamber Music Society』

以前、元上司から紹介してもらったラテン系ジャズのベーシスト兼ボーカルの女性による3作目。直近のアルバム発売時に高野寛が「感覚がザッパに似ている」とつぶやいていて余計に気になっていました。3作品くらいをROMに焼いてもらって頂き、通勤時にiPODで楽…

ポール・マッカートニー『Flaming Pie』

97年リリース。『Off The Ground』の次作にあたるんですね。想像通り結構いい。 同月にはレディオヘッドの『OKコンピューター』や電気グルーヴの『A』なんかが発売されている、そんな年です。ビートルズの一連のアンソロジー祭りを経て過去の実績を見直して…