『光の季節』

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77年リリースのライブ盤。本来は2枚組で出るはずだったものが、1枚に編集され、曲順入れ替えや差し替えなどが行われて当時は発売されたようだ。昔はこういうアーティスト側の意向を無視したマーケティング優先のエピソードが多い。だから信用されなくなるんですよね、マーケティングというのは。本当のマーケッターはもっと哲学的です。

このアルバムのテイストはジョニ・ミッチェルの『シャドウズ・アンド・ライト』のようだ。でもジョニ・ミッチェルのは80年リリースだから、ローラ・ニーロの方が3年早い。基本的にフュージョンのような雰囲気で、器楽としてもゆったりと聴かせる。『スマイル』発売直後のツアーだから、その再現がテーマなのでそうなったんだろう。大きな窓のある部屋で夕陽でも眺めながらスピーカーの音で聴いてみたらいいだろうなあ。

今回の再発はコンプリート盤で、かつ当初盤にあった差し替え曲も収録したほぼ完璧な仕様。いい時代ですよ、まったく。