キリンジがデビューした時にフェバリット・アーティストに挙げていたので購入したのがきっかけです。あまりのよさにその後ピーター・ゴールウェイも集めてしまいました。そのピーター・ゴールウェイが来日した際にはシュガーベイブのメンバーもいかに自分達が影響を受けたかを熱く本人に語っていたというエピソードもあります。
ケニー・アルトマンが書いた曲『One Way or The Other』がやたらといい曲で、キャロル・キングのいたシティにも通ずるめくるめく展開があまりにもナチュラルに展開されます。『Eden Rock』は坂本龍一のサウンドストリートでのシブリクでも取り上げられました。当時ここまで渋いアーティストには手が届かなかったなあ。
この後にピーター・ゴールウェイが出したオハイオ・ノックス名義でのアルバムも強烈にいいですが、本作はそうしたすべての原点にあるアルバムです。必聴ですね。