スモーキー・ロビンソン『Being With You』

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ここ最近、Music Airで放映している「ジュールス倶楽部」をよく観ていますが、先日の放送でスモーキー・ロビンソントークゲストで出演していました。放映時代が90年代なのでかなり前の映像ではありますが、それでも既にモータウンの伝説上の人物のように扱われていて、本当に尊敬されているんだなあと痛感しました。

本作は81年にリリースされたヒット作で、タイトル曲は自身最高のチャート2位を記録したそうです。当時は全く知りませんでしたし、こうしたソウル系に興味対象も行っていませんでした。81年は何と言ってもYMO全盛期の年ですから、こうした伝統的な音楽に耳が行く筈もなく、かと言ってそれが事実だとするとやはりチャートは保守的だったということでしょう。

もちろん悪くはありませんが、落ち着き方がもう熟練の技というか、アダルト向きと言いましょうか、今の耳でないとおそらくは通り過ぎて行ってしまう類の音楽であると思います。でも今はこれがいいんだなあ。