フリーソウル・シリーズを聴いていて唯一引っかかったのがこのアリス・クラークという人です。謎の人物のようですが、1枚だけ72年にアルバムを出していて、それが90年代の再評価でクローズアップされて見事に再発されている。
聴いてみると全編素晴らしくて、これは何が良くてこんなにセンスのいい作品が作れるんだろう、と考えていましたが、きっとレーベルなんでしょうね。ソウルは謎めいていて奥が深いのでまだまだ未開拓領域がありそうです。
ただ、こんな深掘りは贅沢な聴き方で、子供のように守られているからできることだとも思います。