サド・ジョーンズ『The Magnificent Thad Jones』

f:id:tyunne:20200712042235j:plain


毎朝近所を散歩しに行くんですが、昨日の朝は風が強かったので、風に飛ばされて地面にひっくり返っているカブトムシを見つけました。今はカブトムシを持って帰っても誰も喜ぶ人が家にいないので元に戻してあげたんですが、何となく夏を感じられてとても良い気分になりました。

 

この後はセミも鳴いてくるんだろうなあ。今年の夏は異常な夏になりそうですが、静かに迫ってくる見えない恐怖と黙って戦う不思議な季節になりそうです。

 

昨日に続いてラジオで紹介されたこちらの作品、56年の録音で、本作のドラムもマックス・ローチです。昨日書いた通り、この作品もジャケットがいいですね。たまたま昨日のソニー・ロリンズと今日のサド・ジョーンズは紙ジャケを手に取ったんですが、ジャケットがいいと何となく嬉しくなりますね。

 

ここ最近ずっと聴いているジャズの作品は50年代を中心としたハードバップ 期の音楽がメインなんですが、これだけ聴いてくると飽きるかと思いきや、ずっとブームが続いています。何となく目にするアーティストの名前も段々と重なるようになってきて、少しずつですが体に入ってきつつあるのが分かります。こんな感じで聴き進めてきたんだよなあ、昔は。50代になってこんな風な開拓をやれるとは思ってもいませんでしたので、これは嬉しい悲鳴ですね。