ジャズ・メッセンジャーズの60年録音作品。こちらはオープニングのメンバー紹介から最高にカッコよくて、あっという間に引き込まれてしまいます。ジャズ・メッセンジャーズの作品にはこういった熱い空間をパッケージした魅力がありますね。
リー・モーガンがトランペットでウェイン・ショーターがサックス、ということでこの2管で引っ張っていく感じですが、やはりアート・ブレイキーのドラムがドカドカ鳴っているのが痛快です。バンドの熱量をコントロールしながら煽っている。
「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」をどういったアレンジで聴かせているのか興味津々でしたが、やはり随所にリズムのブレイクが入ってとても楽しい音になっています。
アート・ブレイキーの作品はどれもスカッとしますね。余計なことを考えないでノって聴ける音楽なので、これからも安心して手に取ることができそうです。