『鈴木博文 古希記念 ライブ 「Wan-Gan King 70th Anniversary」』

鈴木博文さんの古希を祝うライブが配信されました。たっぷり3時間楽しめる素敵なライブとなっています。

 

先日聴いたトリビュート盤に沿ったゲストが多数参加していますが、やはり久しぶりに拝見できた青山陽一さんの演奏が格別です。またカーネーション直枝政広さんも登場。どちらもトリビュート盤のカバーが最高だったので、こちらも当然の風格です。

 

バックのミュージシャンは大田譲さんや鳥羽修さん、夏秋文尚さんが固めており、さながらカーネーショングランドファーザーズの同窓会といった趣。メトロトロンが生み出したムーンライダーズの弟バンドがしっかりと世に根差した音楽を奏で続けていてくれることに感謝しなければいけません。このバンド(Old Wan-Gan Workers)はこれからパーマネントに活動してくれないものでしょうか。

 

ふとメトロトロンの25周年記念ライブを思い出しましたが、あれから既に10年近くが経過しているので、久々にこうしたライブが体験できるのはとても嬉しいことです。

 

鈴木博文さんご本人のボーカルで「どん底人生」が聴けたのは収穫でした。最後には会場にいらっしゃった野宮真貴さんや青木孝明さんも加わり大団円を迎えます。鈴木博文さんという人がいかに後輩のミュージシャンに慕われているか、よく分かるライブでした。これから1週間、在宅で仕事をしながらでもこのライブを聴けるのでとても幸せです。