カーティス・メイフィールド『Heartbeat』

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79年リリース。CDショップで買い物をしていた時に店頭でかかっていたものを追加で「これも下さい」と購入しました。その時は忘れていましたが、実は本作はかつて友人からアナログを譲り受けていた。記憶になかったということは、いかに聴いていなかったということですので、誠に失礼千万です。

 

内容の方は、やっぱり聴かなかっただけあってちょっと薄味で、特に当時流行りのディスコ路線に歩み寄った中途半端な楽曲が今ひとつです。91年当時の再初版の解説を田島貴男さんが書いているんですが、そこでも指摘されている通り、本人プロデュースの楽曲の方がしっくり来ていて、出来にばらつきがある作品になっています。

 

でもそこはカーティス。甘いボーカルと包み込むようなサウンドに身を委ねるのはやっぱり至福の時です。まだ埋まっていないミッシングリンクがあるので、もう少し追いかけていきたいと思います。