XTC直系のバンドPugwashの新作が出ると知って慌ててアマゾンで注文。その後調べてみたらベスト盤だった。でもアンディ・パートリッジのレーベルAPEから初のリリースということだからいいか、ということで気長に待っていたら先週やっと届いた。
ジャケットが非常に凝っていて、外箱は二つに分かれるようになっている。まるでキンクスかラズベリーズのようだが、今時こうした凝ったことをやるのは時代には合わないんだろうなあ。手にした方は楽しいが。内容は1stから3rdまでの曲からバランスよく選ばれているが、この3rdアルバムの存在を知らなかった。これは不覚。昨年出ていたんですね。アマゾンの国内では扱われていない。マイナーだなあ・・。ディスクユニオンで仕入れるのを待つことにしよう。
曲間がほとんどないようなつなげ方をしているので一気に聴けるが、驚く程音の雰囲気が変わらない。ほとんど進化しないという意味で非常に立派だ。個人的にはもう一歩、という感覚もあるが、XTCが好きなら間違いなくお勧めだ。最後の『Anchor』はアンディ・パートリッジとの共作。
このグループはビジュアルがあんまり良くない。太ったおじさんがフロントマンだ。なので、映像で見ると若干引いてしまうが、それでも名刺代わりにご紹介しておきましょう。この曲は2ndに入っている。この辺の緩い感じより『Anyone Who Ask』のような元気のいい曲の方が私は好きだ。
