2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

セニョール・ココナッツ『プレイズYMO』

06年にリリースされたYMOのラテン・カバー・アルバム。本人達も参加してテイ・トウワやマウス・オン・マーズも協力している。これは痛快。 選曲からして『Limbo』『Pure Jam』『The Madmen』『Music Plans』『音楽』と渋い。基本すべていいが、解釈が脳天を…

ライ・クーダー『Bop Till You Drop』

79年リリース。ここからライ・クーダーのR&Bへの旅が始まる。 ラジオを聴くために2時から起きていたので既に疲れてきているが、ライ・クーダーを聴いていると自然とリラックスして気が休まってくる。チャカ・カーンが参加した『Down In Hollywood』が話題だ…

ジョン・レノン『Mind Games』

73年リリース。このアルバムと『Wall And Bridges』は過渡期の作品として無視されることが多いが、そうは言ってもジョン・レノンなので悪い訳はない。ということで初聴きだったが、ポップで佳作だと思う。 『あいすません』という曲があるが、何とか言う芸人…

鈴木さえ子『スタジオ・ロマンチスト』

87年リリースの4作目。実質活動期のラスト・アルバムと考えていいだろう。アンディ・パートリッジにプロデュースを依頼した、本人たちにとっても自分にとっても夢のようなアルバム。実現した当時は狂喜乱舞したものだ。 実際アンディが関わったのは一部の曲…

pupa新作試聴スタート!

http://www.myspace.com/floatingpupa/ いいですね!リレー・ボーカルが多くてまるでスライのようです。楽しみ、楽しみ。

Todd Rundgren新作!

師匠の新作がライブ盤3枚組で出る模様。 http://www.246.ne.jp/~elmo/jp.index.html 曲目もなかなかいいが、なによりボリュームが凄い!ジャケットは・・。でも待ち遠しいです。8月末だそうなんで、気長に待ちましょう。

流線形『シティミュージック』

03年リリースの1stミニアルバム。マイミクさんが足繁くライブに通っていてしばらく前から映像を目にしていたので、いつかは聴かねばと思っていてここまで来てしまった。内容は予想通りティン・パン・アレイ~キャラメル・ママの頃の古き良き日本の70年代風サ…

坂本龍一『Sweet Revenge』

94年リリース。いわゆる「売れ線狙い」という奴で、当時坂本龍一なりのPOPを意識して作られたが売れなかった作品。当時福島で得意先の担当者に「結構いいよ」とカセットに録音してもらったのを思い出す。実際良かったが、当時は坂本龍一に興味を失っていた時…

テイ・トウワ『サウンド・ミュージアム』

97年リリースの2nd。何故か持ってなかったが、これはなかなかカッコいい。同時期に電気グルーヴの『A』が出ているが、聴いていて砂原良徳との同期を感じた。元々ラウンジ風の二人なだけに当然と言えば当然か。 細野晴臣や森高千里がゲストで参加してたりとプ…

ジョニ・ミッチェル『青春の光と影』

69年リリースの2nd。初期のジョニ・ミッチェルは『ブルー』だけ押さえておけばいいかと思っていたが、本作収録の『Chelsea Morning』をJ-WAVEで耳にして、「やはり他も押さえねば」と思っていた。 でもまあ、この曲以外は静かな曲が多くて、若干地味なのは否…

イーグルス『The Long Run』

79年リリース。イーグルスの解散作かな、あまり詳しくないので不明。KIKIKirinjiで『Heartache Tonight』がこれに収録されていることを知ったので、こちらも懐メロのつもりで500円で手にした。 『ホテル・カリフォルニア』は福島で組んでいたバンドで何度も…

ポール・サイモン『Graceland』

86年に出たこのアルバムはピーター・バラカンがポッパーズMTVで新作PVが出る度に番組で紹介していたので強く印象に残っている。丁度今南アフリカでワールド・カップが開催中だが、それより四半世紀も前に現地に赴いて向こうのミュージシャンと邂逅した当時と…

Twitter

最近見つけたTwitterネタを2つほど。 www.youtube.com www.youtube.com どちらも機会があれば聴いています。大久保由希は探して買おうかな。『千のナイフ』は単純だけどグッとくる。いいですねえ。

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドラムズ&ベース編第4回

一応今回が最終回。敬意を表して番組内でも触れていた『テクノデリック』を聴きながら書きましょう。 また『体操』を演奏したい、という3人のコメントは興味深い。最近はリズムが走るのが楽しくて仕方ないそうだが、ここへ来てフィジカルなものに興奮を覚え…

ライ・クーダー『流れ者の物語』

72年リリースの3rd。ここ最近聴き始めて、およそ駄作のないアーティストだ。どれを聴いてもクオリティが一貫していて渋いことこの上ない。 スライド・ギターの名手という印象しかなかったが、いわゆるルーツ・ミュージック探求者として素材を変えながらアメ…

ファンカデリック『Cosmic Slop』

ファンカデリックの73年リリース5作目。参った。こんなにいいとは!1曲目の『Nappy Dugout』からノックアウト。次の『You Can't Miss What You Can't Measure』は後のパーラメントの『Do That Stuff』の原型だ。悪い訳がない。 よくよく考えてみたら次作は『…

アンディ・パートリッジ新作!

XTC

http://www.cdjournal.com/main/news/andy-partridge/29167 これは知らなかった。遂に出るか・・。タイトルは『Powers』だそうだ。チャリティのアルバムに1曲収録されているそうだが、そちらはダウンロード限定。肝心の新作は7月発売予定ということで、気が…

ファンカデリック『America Eats Its Young』

北浦和にディスクユニオンがあるのは知っていたが、つい最近発見してその店舗の広さと品揃えに驚愕してからというもの、ずっと再訪問を狙っていた。そこで目にしたのがファンカデリックのこの作品。72年作の4作目で、元々は2枚組。かのブーツィー・コリンズ…

アレサ・フランクリン『Young, Gifted And Black』

72年リリースの10作目。アレサ・フランクリンのアルバムは実は初めて。キング・オブ・ソウルがJBだとしたら、クイーン・オブ・ソウルはアレサな訳だが、何故か手が伸びずにいた。先日のスコラにも収録されていた『Rock Steady』が余りにもカッコ良かったので…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドラムズ&ベース編第3回

観ました。ベース編。今回は細野晴臣がメイン・ゲスト。最後のスライの演奏を聴きながらスケッチ・ショウの『Supreme Secret』を思い出したので『Audio Sponge』を聴きながらこれを書いています。 印象的だったのはベースの話よりも細野晴臣の受け答え。まず…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドラムズ&ベース編第2回

今回は高橋幸宏をメイン・ゲストにドラムの話。鼎談にも出てきたポリスの『白いレガッタ』を聴きながら書きます。 「一番影響を受けたドラマーは?」の問いに「リンゴ・スターだね」と即答。タムからスネアに移るフィルはあまりない、という話を実演しながら…

坂本龍一『ハートビート』

91年作品。『未来派野郎』で幻滅した後、『スムーチー』までは坂本龍一のアルバムからは離れていた。(実はその『スムーチー』も売ってしまった・・)。ただ、『Tainai Kaiki』は知っていたし、その後随分後になってベスト盤で『Triste』等は聴いていたので…

ダンスマン『ミラーボーリズム4』

「冗談音楽だから手を抜かないで真剣にやる」といった類いの発言をしていたダンスマンの02年リリース4作目。天才だと思う。 似たようなタイプに王様がいるが、どちらかというと一時期のスチャダラパーにも共通するテイストがある。音が普通にカッコいいし、…

異動

ここで異動の話をするのは3度目になる。 今回は幾分ひっそりとした異動で、仕事の内容はあまり変わらない。現業は秋まで兼務して、メインの業務は立場を変えて継続。ただし勤務地が変わる。といってもやっぱり2時間かかるし、これまで通りあっちこっちに行…

The Wallflowers『The Singles』

やった!これは!80年代後半にXTCのアンディ・パートリッジがプロデュースしたシングル『Thank You』を含む編集盤。ボブ・ディランの息子がいるバンドと同名のUKのグループの唯一の音源が本人たちの自主制作で再発。これは買い逃し厳禁でしょう。 この曲は傑…