Todd Rundgren

トッド・ラングレン『A Wizard, A True Star』

リミッターがかかりまくったドラムの音が鳴り出した瞬間から一気に引き込まれる素晴らしい魔境。短い曲の集積がポップな毒を振りまき、軽く陶酔の彼方へと連れて行ってくれる作品です。ノンストップのA面は本当に美しくてカッコいい。 トッド・ラングレンの…

トッド・ラングレン『ヒーリング2010ライヴ』

先日の『TODD』に続き『ヒーリング』の再現ライブDVDが届きました。これを一日のショウでやってたなんて贅沢極まりないですね。『ヒーリング』自体は81年にリリースされた比較的内省的なアルバムですが、何故にこれを再現したのか?それはトータル性で表現し…

トッド・ラングレン&ユートピア『Disco Jets』

76年リリース予定だったユートピアのお蔵入りアルバム。これが世に出るとは思っていませんでした。時期的には『Faithful』の後、カシム・サルトン加入前ということで音はその頃のテイストです。3曲目の『The Warp』の始まり方はビートルズカバーの『Rain』…

チューブス『Love Bomb』

85年リリースのトッド・ラングレンプロデュース作。初めて聴きましたがこれは最高ですね。超オーバー・プロデュースでまるでユートピアのアルバムのようです。こんなに良かったとは。 85年ですからユートピアでいうと『POV』、トッドでいうと『ア・カペラ』…

トッド・ラングレン『TODD~未来から来たトッド2010ライヴ』

物凄いボリュームの『TODD』再演ライブ。DVDとCDの2枚組で、かつインタビューが80分近くも入っています。これはお買い得だわ。 近年トッドは過去のアルバムを全曲演奏するライブを盛んにやっていて、『魔法使いは真実のスター』からこの『TODD』、そして果…

トッド・ラングレン『[RE]PRODUCTION』

ここのところ元気な御大のニュー・アルバムは過去にプロデュースしたアーティストの曲を逆カバーした企画盤。試聴サイトで耳にして「原曲を愚弄している!」と思ったが、礼儀なのでやはり購入した。何が愚弄かというと一貫して打ち込みの古いユーロビート風…

『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代』

先日出たトッド・ラングレンの音楽本。買ってすぐ会社で冒頭の写真ページを眺めていたらいきなり『バラッド』の首吊りジャケットのアウトテイク写真!もうこの写真だけでにやけが止まらない。ハードカバーの400ページ近い本で、非常に読み応えがある。目次を…

『POV』

ユートピアの最終作。85年リリース。恵まれない時代のラスト・アルバムだが、密かに聴きどころはある。何といっても『Mated』が入ってるしね。 先日たまたまiPODをシャッフルで聴いていたら本作冒頭の『Play This Game』がかかったが、この曲なんかも非常に…

ユートピア『Oblivion』

PCを修理に出していたので久々の更新となった。同時に待たせに待たせたユートピア再発の国内盤。末期の作品だが今回デラックス・エディションということでDVDとセットでの再発。以前これと『POV』の2in1を中古で買ったが、アナログと合わせると3度目の購入と…

トッド・ラングレン『Todd Rundgren's Johnson』

師匠の新作はロバート・ジョンソンのカバー集。最近の師匠はこのカバーか旧作の丸ごと全曲演奏ライブに熱心で、これも出るべくして出た作品だが、それにしても国内発売はないし装丁も悲しい程シンプル。お金なさそうだなあ。これでいいのか。でも師匠だから…

トッドとダリル、再び!

ダリル・ホールのLive From Daryls Houseに再度トッド・ラングレンが登場している。今回はトッドのハワイの家にダリルが訪れる形での再演。相変わらずこの番組はいい。 http://www.livefromdarylshouse.com/currentep.html?ep_id=55 『The Last Ride』が一番…

トッド・ラングレン『For Lack of Honest Work』disc 3

最後、90年代以降の音源。 まず驚いたのはマーヴィン・ゲイのメドレーをアコギで演奏している92年のもの。名曲『Cliche』に続いて演奏されるが、これは味わい深い。トッドのライブは88年の来日公演が初体験だが、一人でやって来てアコギとピアノで演奏したの…

トッド・ラングレン『For Lack of Honest Work』disc 2

2枚目もたっぷり収録。70年代後半から80年代中盤の音源を披露。 最初はUTOPIAプログレ期の録音で『The Seven Rays』や『Mister Triscuits』といった『アナザー・ライヴ』収録の楽曲。後者は13分近くある。必殺の『The Last Ride』も収録。それにしても音がラ…

トッド・ラングレン『For Lack of Honest Work』

トッド師匠のライブ3枚組。突如リリースされた夏休みの贈りもの。Amazonで予約していたが届くのが1ヶ月後なので、一旦キャンセルしてユニオンで購入。ジャケットは気持ち悪いがBOX仕様で中身は最高。 1枚目は70年代の録音だが、71年当時の音源でも音がいい。…

トッド・ラングレン新譜 試聴開始!

http://www.myspace.com/trforlackofhonestwork my spaceで試聴がスタートしました。しばらくはこれで凌ぐことにしよう。さっきアマゾンで予約しちゃいました・・。

Todd Rundgren新作!

師匠の新作がライブ盤3枚組で出る模様。 http://www.246.ne.jp/~elmo/jp.index.html 曲目もなかなかいいが、なによりボリュームが凄い!ジャケットは・・。でも待ち遠しいです。8月末だそうなんで、気長に待ちましょう。

トッド・ラングレン『アップ・アゲインスト・イット』

歴史から黙殺されている97年リリースの作品。元々はミュージカルのために86年頃に書かれたものだというから、『ア・カペラ』の翌年くらい。『ニアリー・ヒューマン』に収められている『Parallel Lines』の独演バージョンが収録されている。 この時期はトッド…

『ベアズヴィル・ボックス』

96年に出てその後廃盤になっていたベアズヴィル・レコードのボックス・セットが奇跡の再発!探したなあ、これも。出た時は「トッド・ラングレンは全部持ってるからいいや」と見過ごしていたが、その周辺の音楽が軒並み収録されていて、レコード・コレクター…

UTOPIA『Oblivion, POV & Some Trivia』

ユートピアの最後期2枚はきちんとしたCD化がRHINOからの再発のみで、その後長いこと廃盤状態。アマゾンでは1万円近くの値をつけている代物だが、中古屋で600円くらいで見つけてしまった。爪が折れていたり盤にカビがついていたりと状態は悪いが、この価格で…

トッド・ラングレン『ARENA』

師匠の4年ぶり新譜。言われていたように「70年代のアリーナ・ロック」というキーワードで、以前はアルバムに1曲は収録されていたハード・ロック系のテイストがほとんどの曲に施されたアルバムだ。 注意深く聴くと『Courage』のようなメロウな旋律を持った曲…

Todd Rundgren 『A Cappella』

トッド・ラングレンの85年作のこのアルバムだけは紙ジャケリマスター再発を待ってずっと買わずにいたが、一向に出ないので遂に中古で買ってしまった。300円だもんな。 ベアズヴィルからワーナーに移籍しての第1弾は、自らの声だけで多重録音して作ったアカペ…

Mark Moogy Klingman『Moogy2』

ムーギー・クリングマンの78年作セカンド。何故か当時オランダでのみリリースされたそうだ。実際の内容は72~73年に録音されていた音源が元になっているらしい。 ファーストがダミ声だったのに、ここでは歌い方が変わっていて普通になっている。ということは…

Mark Moogy Klingman『Moogy』

皆、実家へ帰ってしまったので今日からしばらく独身。早速お茶の水でMoogyを購入。この人はトッド・ラングレンのUTOPIA初期にも参加していたキーボーディストで、『Something/Anything』に入っている『Dust In The Wind』やロキシー・ライブで日の目を見たト…

トッド・ラングレンの新譜

先日来日もしたトッド・ラングレン師匠が久々に新譜『Arena』を出すそうだ。CDとして出るのは8月。その前に7月からデジタル・ダウンロード開始とのこと。 テーマは「70年代のアリーナ・ロック」だそうで、何故今そこに?という疑問が湧く。本当に不思議な…

Toddの憂鬱

#本文は1995年11月号に掲載されたものです。 マシュー・スウィートの「100%ファン」は最高だ。「ガールフレンド」には到底及ばないと専らの評判だが、そんなことはない。「Sick Of Myself」のリフは無敵だ。同時代にこんなにPOPな音楽が楽しめるとは、私は…