2009-01-01から1年間の記事一覧
1968年リリース。やっと自分が生まれてからのアルバムに辿り着いた。この2枚組をリアルタイムに体験した人は、次々と現れるめくるめく名曲群に目眩がしたことだろう。それくらい好きな曲が多いアルバムだ。 色んなタイプの曲が入っているが、実は『Blackbird…
同名アニメ映画のサントラで、リリースとしてはホワイトアルバムの後に出ているが、内容的にはそれより前の楽曲群なので、まずはこちらから聴いてみた。 再録も2曲くらいあるが、ここでしか聴けない曲は粒揃い。この価値に気付くのが随分遅かったので、ビー…
同名のTV番組のために作られた曲にLP未収録のシングルなどを寄せ集めた作品。ではあるが、素晴らしい曲が沢山入っていて、一瞬たりとも聴き逃せない。ビートルズで一番最初に買ったアルバムがこれでした。 お目当てはFMで聴いてぶっ飛んだ『Strawberry Field…
実はこれも持ってなかったアルバム。名盤ともてはやされる割にはビートルズらしくないし、快感度も足りないと思っていたからで、実は各方面でそういった言説もある。と思ったら、このリマスターは凄い! 同じような経緯と感覚を青山陽一がブログで書いている…
ビートルズに目覚めて最初に買ったのは『Magical Mystery Tour』だったが、2番目は『Revolver』だった。何といっても『Tomorrow Never Knows』が衝撃的だったからだ。 この音楽にはやられた。聴いた当時でも既に15年前くらいだったと思うが充分現代的で、何…
65年リリースのこの作品から買い直し。やはりこのアルバムからレコーディングにメンバー達がこだわり出したということもあり、格が違う。ステレオで色んな音が左右に割り振られることもあって、聴いていると世界観に目眩がするようだ。 既に旧商品は売り払っ…
65年リリースの5作目。ここまでが持ってなかったアルバムだ。自分の中では「初期」ということで意識的に避けていた時期のもの。タイトル曲の印象が強いが内容は室内楽みたいだ。ロックンロール然とした曲はラストのカバー曲『Dizzy Miss Lizzy』くらいしかな…
64年にもう1枚アルバムを出しているというハイペース。多忙なスケジュールの中で、オリジナル曲の占める割合は元に戻った。ということで『Mr. Moonlight』みたいなカバーが入ってるんだな。 ジャケットもそうだが、音の方も既に憂いを帯びてきていて、成熟の…
64年リリースの3rd。まだ自分の生まれる前だ。 このアルバムから4トラック・レコーディングということで音がスッキリしてくるが、聴いていてインパクトが弱く感じた。整理され過ぎていて勢いが削がれている。ドラムの音もベースの音も何となく軽くて、ボー…
63年リリースの2nd。音が厚い!迫ってくる!1stではそんなに音圧は感じなかったので、やはりビートルズだからリマスターも落ち着き気味に音を作っているのかな、と思っていたらこちらは目の前で演奏しているかのようだ。 ダブルトラッキング・ボーカル、いわ…
予約していたビートルズのステレオBOXが届いた。14枚組という圧倒的なボリューム感。なかなか聴く時間がとれなかったが、やっと1st。32分しか収録時間がないのに不思議と長く感じるのは密度が濃いからだろう。1曲2分くらいの中に物語が凝縮されている。 ビー…
テクノポップの当たり年は第2章が続いていて、しばらくは定常化しつつある。電気グルーヴもコンスタントに新作を出せるようになってきた。今回は20周年ということだが、「だからどうした」と言わんばかりの「普通」の音楽を出してきた。 基本線は昨年同様、…
77年リリースの本作は先日聴いた『Everybody Loves The Sunshine』より後に出た作品。こちらの方が鉄琴の音がよく鳴っている。ロイ・エアーズはヴィブラフォン奏者なので当たり前だが、『Gotta Find a Lover』なんかでの鳴り方は非常に印象的だ。 基本線は『…
コズミック・ジャズ・ファンクの巨匠だそうで、マイルス・デイヴィスのバンドにもいたことがあるキーボード奏者が組んだグループでの75年リリース作品。 なるほど音がスペイシーで、とにかく綺麗だ。質感もまるでTEI TOWAの初期作品を聴いているようで、70年…
絶頂期の76年リリース。15%引きにつられてこの時期唯一買えてなかった本作を購入。いいに決まっている。 昨日の都内は非常に暑かったが、お盆休みの最終日とあって、人のいない東京を散策するかのような年配夫婦やカップル等が目立った。CDショップでは娘か…
翌日は疲れ切っていたので書けなかったが、他の出演者についても補足しておこう。さもないと忘れてしまうので・・。 pupa。実はmi-guには間に合わなかったので最初に見れたのはこれだった。原田知世のコスチュームが可愛い!肝心の音の方は新曲が2曲もあった…
まずはYMOのことから書いてみよう。 元々最近は生楽器主体で演奏したい、という意向が強く、スペインのライブやマキシシングルでも生楽器の音が目立ち始めてはいたが、今回はそれを実現した形。それにしてもオープニングでビートルズの『Hello Goodbye』をや…
「死ぬ前に聴きたいアルバム」との触れ込みでどんなもんか聴いてみたらなるほど凄い。1曲目の『Monkey Hips And Rice』からテンションが異様に高くて、神が舞い降りたと言われているのもわかる気がする。2曲目の『We've Only Just Begun』はカーペンターズの…
蒸し暑い!今年の夏は左程暑くはないが、それでもやっぱりこの時間でも窓を閉め切るとボーッとしてきてしまう。そんな暑い日にはソウルが似合うということで、ロイ・エアーズの76年リリースの本作をやっと手に出来た。 ディスコ・ブーム直前の洗練の極み、と…
72年リリース。『3+3』の前作に当たる必殺の名作。国内盤出てたんだな。こちらはアナログの買い直し。何といってもキャロル・キングのカバーの『Brother, Brother』だ。これで完全にノックアウト。そして『Work To Do』でしょう。 かっこいいなあ。『グルー…
71年リリースの2nd。『It's your World』を物凄く探したがなかったので、まずはこちらから。ジャミロクワイやオリジナル・ラヴ、CKBといった一連のグルーヴものの元祖といった趣のレア・グルーヴ必殺のアーティストの作品がどんなもんか、まずは耳を傾けてみ…
3ピースで絶好調の活動を続ける青山陽一の久々のマキシシングル。大手CDショップには在庫がなく、ディスクユニオンでもひっそりと置かれていた新作はこれが快心の出来。 まったくの偶然だが、先日聴いたミーターズとの符合を感じた。オルガンとドラムがユニ…
先日再発されたミーターズの1st。69年リリースのクラシック。ニューオーリンズのセカンドラインビートはタイトこの上ない。 ミーターズもベストを持っていたので『Rejuvenation』以外は手を出さずにいたが、アイズレーと一緒でオリジナルアルバムもやはりマ…
出たっ!8年ぶりの新作!まさかサントラで復活するとは思わなかった。 01年の『Lovebeat』以降、ベストアルバムが出た以外は音沙汰のなかった砂原良徳の新作は、生楽器を多く使ったある種有機的な音像となって届けられた。映画のサントラなので退屈かと思っ…
ここからしばらく新譜ラッシュが続くので、一旦中古屋巡りは凍結。必殺のビートルズ・リマスター再発で年内は完全撃沈だ。ホントに経済的余裕がないので、更新もしばらくは間があくでしょう。 てな訳で鈴木慶一のソロ。初回はDVD付で3900円もするが、世界観…
98年リリースのトーレ・ヨハンソンプロデュース作。うん、これもいい!何で今まで放っておいたんだろう。 トーレ・ヨハンソンの音は非常にフラットで嫌味がないが、冒頭のハンドクラップから始まるイントロからしてしゃれている。とにかく音の選び方がきめ細…
必殺のバラードより『Above The Clouds』の複雑さや『Do Ya』の勢いの方がいい。非常に売れた76年リリースの出世作。「捨て曲なし」との触れ込みだが、やっぱりELOを一通り聴いて思うのはその薄味加減だ。 そもそもジェフ・リンよりロイ・ウッドが好きな自分…
最近CMでも流れていた『ザナドゥ』は80年リリースの両A面合作盤でELOが半分だけ入っているこのサントラのタイトル曲だ。大ヒットしていたので当然聴いたことはあるが、まさか自分で買うことになるとは思いもしなかった。まあ中古なんですけど・・。 前半がEL…
グルーヴで検索したら出てきた映像がこれ。 www.youtube.com やたらと良かったので1stを手に取った。勿論中古で。ディアンジェロは細野晴臣もラジオでかけてたような記憶があるが、今時きっちりしたグルーヴを出す人だ。詳細は良く知らないがきっと天才なん…
93年に「再生」した時のライブ盤はLDを持っていたので買わなかったが、LD自体見れる環境に現在ないので、お手軽価格で見つけた中古で購入。このライブは当時実際に見に行った。それにしても16年前か・・。当時は福島にいたので、常磐道を飛ばして実家経由で…