2009-01-01から1年間の記事一覧
出た!新作!今回は初回限定盤を買えたぞ。 いいですねえ。基本線は変わりませんが、ボーカルが聞き取りにくいのと裏メロが強いのがいい。それにしても何とマニアックな音。これを大衆に届けるというのがまた憎い。奥田民生の『Lion』のようだ。ベストトラッ…
ということでレア・グルーヴ第1弾はラテンもの。大分レアだったようだが、丁度再発が出ていたのでお安く購入。ジャケットが何といっても魅力的だ。内容の方は言われる程のものではないように思うが、インストのグルーヴとして快感原則が動くのはよく分かる。…
ユニオン新宿soul 館でかかっていてピンときてしまい、その時は手に取らず、しかし気になって再度足を運んでみたらレジ前のコーナーがマイケルに変わっていて、元々名前を控えてなかったのでwebで調べていたタイトルを誤って購入。直後に気付いてその場で交…
しばらく前に高橋幸宏のベスト盤が出た時に、鈴木慶一と二人で内容を紹介するFM番組が放送された。そこでアルファ盤の解説を書いた砂原良徳がゲストで来て、何と自分の機材でリマスターしたこのアルバムのCDRを本人達に渡して喜ばれていた。そんな感じでリマ…
神が宿っている71年リリースのライブ盤。同年のライブは『ライヴ・イン・パリ’71』でのブーツィー・コリンズをはじめとする鉄壁の布陣での内容に一歩譲るように思う。『Ain't It Funky Now』へのリズムの移り方が失神ものでカッコいいんだよなあ。 マイケル…
という物凄いタイトルの77年リリース作。ライブ盤みたいなジャケットのスタジオ録音盤で、まずジャケ買いがなさそうなアルバム。 ところがこれが最高で、タイトかつメロウ。『Voyage to Atlantis』や『Footprints in the Dark』もいいが『Climbin' Up The La…
名作と言われる83年リリースの本作は、3+3体制のラストとなるアルバム。とはいえ、タイトル曲をベスト盤で耳にしていて、その音色のブラコン的なプラスティック路線に首をかしげていたので、言われる程のものかどうか疑わしかった。 実際そういう音ではあ…
何故かここ最近アイズレーばかり聴いている。ところがふと気付くと『メロウ・アイズレーズ』と『グルーヴィー・アイズレーズ』で満足してオリジナル・アルバムが手元にあまりない。一時期はアナログで買い求めたりもしていたが、『3+3』の最重要期以降も…
大蔵省への度重なる交渉の末、遂に今年も参加することになりました。しかも家族で! http://www.world-happiness.com/ 元々、親子チケットなるものが存在するイベントなだけに、本来の趣旨に合った参戦の仕方になって非常に良かった。しかも今回は参加メンバ…
75年リリースのELO5作目。印象としてはUTOPIAの『RA』を思い出した。プログレっぽいポップス。ELOにとってもアメリカで売れて転機となったアルバムのようだが、その分かりやすさと適度に当時の時代に合わせた感じが受け入れられたんだろう。時期的に『RA』も…
ここ最近の作品がとても良いポールの93年リリースのアルバム。実はこれもKi Ki KIRINJIで収録曲の「Hope of Deliverance」が紹介されていたのでひっかかっていた。 エルヴィス・コステロとの共作の影響もあって実は90年代から復活していたポール・マッカート…
74年リリースのELO4作目。久々に神保町のユニオンに足を伸ばしてみたが、やはりここは品揃えが豊富だ。フラっと寄ってみたら宝の山で、財布に余裕があればかなりの散財となりそうな予感がしたので、早々に引き上げた。ELOも沢山あったなあ。 前作『第三世界…
ジョニ・ミッチェルのアルバムが軒並み紙ジャケ再発されたら、9月のビートルズ同様破産すると思われるが、なかなか来ないので、やっぱりこれは持っとかんと、ということで中古で購入。74年リリースの傑作。ジャズ、フュージョンに接近していた頃の幕開けを告…
85年リリースの4作目。まずびっくりしたのはレコードと曲順が違う。これは知らなかった。自分の印象ではまず最初にタイトル曲がきて、「おおっ」と来るものだったが、CDではLPラストの曲から始まるという意外な展開。旧規格CDなので音圧は低いが、構成が新鮮…
21世紀に入ってから名作しか作っていないあがた森魚の物凄いタイトルの01年リリース作品。一体何のことなのかと思ったら、小樽の小学校で担任だった先生が給食で山羊のミルクを無理矢理飲ませようとして、抵抗して咄嗟に手に噛み付いてしまったという超個人…
1000枚限定でコンサート会場で販売されていたディスクが先日公式サイトでも販売された。速攻で売り切れたようだが、何とか手にすることが出来た。配信限定でリリースされていた曲をまとめたものだが、これがまたいい曲が多い。本当にここへ来て絶好調だ。 白…
気をとり直してT.REXのベスト盤。最近CMや映画で良く耳にする『20th Century Boy』がやっぱり白眉。スタジオ録音版よりこっちの方がカッコいい。 ミュージック・ラーデン出演時の映像で、ビートクラブのLDに収録されていたのでよく見ました。福島で組んでた…
ぬお~、やってしまった!1曲目聴いたことあるなあ、と思ったら持ってましたこれ。痛恨の二重買い・・。まあ400円だったからいいか。でも悲しいのでELOの隣に置いていずれ売ることにしますが・・。 ということで久々に聴いたが、『Country House』が当時そこ…
83年リリースのこのアルバムはA面を良く聴いた。当時UKトップ20で『Speed Your Love to Me』がかかって、「おっ、この音は」と思ったらスティーブ・リリイホワイトのプロデュースだったので、XTCやU2の音でやられていた身としては手を伸ばさずにいられなかっ…
pupa繋がりで10年程遡って高野寛の88年デビュー作。これは『See You Again』がいい曲だ。 1stは高橋幸宏プロデュース。前年にビートニクスの2ndが出て、TENTオーディションで合格して合流したのが高野寛だ。88年は『EGO』が出た年なので、やっぱりこっちもチ…
原田知世を「おやっ」と思い始めたのは『100ラヴレターズ』あたりからか。トーレ・ヨハンソンと一緒にやり始めたり、鈴木慶一にプロデュースを依頼したりと、意外と音楽好きな匂いがしていて、かつクールな物腰だったりするところが単純にカッコいいと思って…
その後、実は『ディスカバリー』はよく聴いている。全曲PVがあったりすることもあってYouTubeでも映像が見れるし、何より曲が粒揃いなので意外と響いてくるもんだ。perfumeもそうだが、曲がいいということは当たり前だが持久力がある。流行とは別のところで…
昨年リリースされた矢野顕子の新作はT・ボーン・バーネットのプロデュースでいいだろうことは分かっていたが、いつも矢野顕子の作品には手が出にくい。怒濤の再発があればまとめて買いそうなもんだが、いつもタイミングを逃してきたので、結局1stと『愛がな…
このアルバムがアマゾンで上位にランクされるのは「電車男」のテーマ曲『トワイライト』が収録されているからだろう。ELOのタイトルの中では比較的地味な位置づけだったはずの本作が、ここ日本では妙に代表作のように印象づけられてしまう現状はかなり歪んで…
79年リリースの本作は非常に分かりやすい曲ばかりのベストセラー・アルバム。意外性はまったくなく、とても真っ当なポップスだ。 少しびっくりしたのは『Don't Bring Me Down』で、強いビートに導かれたヒット曲。この曲だけテイストが違うような気がした。…
間に3枚置いて77年リリースの2枚組。当時大ヒットしたそうだ。ELO活動期のピークを示した作品。これだけは持っていた。今回リマスターでどれだけ音質が上がっているかと期待したが、元々こうしたくぐもった音だったんだな。あんまりその恩恵は感じない。 ELO…
73年リリースの3rdアルバム。ELOはその紛い物臭さに余り手が伸びずにいたが、ビートルズのアンソロジーでジェフ・リンの姿を見てからずっと引っかかってはいた。怒濤の再発は06年から07年に行われたが、中古屋で見かけてはじめて触手が動いた次第。 そもそも…
99年リリースのこのアルバムはワーナーと手を切った前作『Emancipation』(3枚組!)に続いて出された復活作で、一度レンタルで借りて聴いてはいた。音がやたらとでかいのと、70分もある収録時間にひいてしまって余り聴かずにいたが、キリンジの堀込高樹が『…
また見つけてしまった。00年リリースの7作目。これでほとんどハイラマズのタイトルは揃えてしまったことになる。700円ですよ。安いなあ。ハイラマズはお買い得だから困ってしまう。 テイストは基本的にどのアルバムも変わらない訳だが、『Snowbug』の後とい…
21世紀に入ってからのあがた森魚は傑作しか作っていないそうなので、07年リリースの最新作から手に取ることにした。久保田麻琴プロデュースによる稲垣足穂からその名を冠した意欲作。 1曲目から鈴木慶一と細野晴臣が交互にボーカルをとる『東京節』で始まる…