2023-01-01から1年間の記事一覧
76年リリースのこの1stは紙ジャケ再発盤をかつて入手して聴いていましたが、その頃からリマスター盤で聴いた方がいい、とのアドバイスを頂いたりしていました。今回やっと買い直した次第です。 果たして来年もツアーを開催してくれるのか、そして抽選に当選…
79年録音作品。晩年のビル・エヴァンスは演奏が早いので、非常にスリリングに聴くことができます。これはこれで大好き。 このパリでのコンサート音源が生前最後の公式承認音源として扱われていたそうですが、若干ヒスノイズが多いことを除けばとてもいい演奏…
ワンダーミンツの作品がサブスクにない、という話は確かPINK MOON RADIOか何かで耳にしていて、そこでかかった本作収録の「cellophane」という曲をチェックしていました。先日中古でサクッと置いてあったので手にした次第。98年リリースの作品です。 ワンダ…
サンディー&ザ・サンセッツのこのベスト盤は唯一のヒット曲「スティッキー・ミュージック」が収録されていることが大きなポイントです。この曲のために購入しました。これ、細野晴臣の曲だったんですね。 この曲がオーストラリアのチャートに入った、という…
サンディー&ザ・サンセッツの82年リリース2nd。なるほど、サンディーはここから聴かなきゃいけなかったな。 ニューウェーブの魔法がかかった音が鳴り響いていますが、まずはデヴィッド・シルヴィアンが参加していることに驚きました。聴いてみるとジャパン…
ドラム青山純、ベース伊藤広規。80年代のこのライブ集で一貫しているメンバーがこの2名ですが、これがこのライブ集を編んだ契機になっていて、この時期のライブに手応えを感じていたんだと思います。 70年代には『IT'S A POPPIN' TIME』というライブ盤があ…
結局今年は山下達郎のコンサートには行けませんでしたが、そのために沢山の作品を聴くことが出来ました。これまでずっと避けてきたのが嘘のように何度も聴いていますが、この辺りはビートルズに改めて向き合った頃の感覚に近いものがあります。 今年出ると言…
2枚目のブルーレイ・ディスクには様々な音源が入っていますが、ここでは未発表曲に限定して触れておこうと思います。その代わり全曲解説。 2023MIXで2曲のアウトテイクが収録されていますが、一つ目は「Broomstick Rhythm」。この曲はアンディ・パートリッジ…
XTCの84年リリースの7作目がいつものスティーヴン・ウィルソンのサラウンド・ミックスで再発されました。次は『Apple Venus』だと思っていたので意外な順番でしたが、全盛期の80年代作品が蘇るのは本当に嬉しい。とても贅沢な時間を頂いているような気がしま…
元ジェリーフィッシュのロジャー・マニングの新作がリリースされました。先頃、リカリッシュ・カルテットとしても作品を出していたので左程久々な感じもしませんが、ソロとしては2008年以降15年ぶり、ということになります。 実はこの作品はCDで入手したいと…
ヒーリング・ポプリというカリフォルニアのインディ・グループの2020年リリース作品。恐らくこちらも江口寿史さんのプレイリストで知った作品だと思います。 ラジオでオンエアされたそのプレイリストは夏がテーマで、主にビーチ・ボーイズ関連の楽曲が並んで…
デューク・ジョーダンの78年録音作品。こちらも以前にウォント・リストに入れておいたものを配信で聴いています。 例によってどの曲が耳に引っかかったのかを覚えていませんが、1曲目の「All The Things You Are」からしてリラックスしていいですね。3曲目の…
KIRINJIの新作もリリースされました。これはなかなかの充実作です。 何よりポジティブなのがいい。コロナが明けつつあるこの時期に、前向きに外へ発信するエネルギーのようなものが感じられます。タイトルは元々は『素敵な予感』にしようと思っていたそうで…
テイ・トウワの2枚同時リリースの新作。もう一方はインストの作品でした。 感触的には細野晴臣のCM集、『コインシデンタル・ミュージック』に似ていて、素材としての小品が集まった作品のように感じます。YMO散開後に細野晴臣は2つのレーベルを立ち上げまし…
テイ・トウワの新作がリリースされました。しかも2枚同時リリース。ここへ来てこの制作意欲は凄いなあ、と思いましたが、聴いてみるとこれが非常に音が重かった。とても重厚な作品です。 METAFIVEのラスト・アルバム『METAATEM』でのテイ・トウワの作品は非…
08年にリリースされたエクスプローラーズ・クラブのデビュー作。これは江口寿史さんが選曲したプレイリストをラジオで聴いて知りました。 とにかくビーチ・ボーイズそっくり。ビーチ・ボーイズの60年代後期から70年代初頭に出された作品、と言われても信じて…
1950年に録音されたチャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーの共演作品です。これもウォント・リストに残っていたものを配信で聴きました。 録音は古いですが、音は熱気に溢れていてとても良かった。マイルスより前のプレーヤーは何となく古過ぎて少し構…
2021年に公開された細野晴臣の映画がパッケージ化されてリリースされました。公開当時も観に行きましたが、とても良かった。 2019年のアメリカ公演をベースにした内容ですが、基本的に音楽を主体として作られているので、映画というよりもライブを観覧するよ…
78年にリリースされた作品。この作品はメンバーによって失敗作の烙印を押され、しばらく公式のディスコグラフィから消されていたとのことですが、最初その情報を知った時は意外な気がしました。 恐らく小山田圭吾と坂本慎太郎が交互に担当していた時期のFlag…
59年録音のこちらの作品もウォント・リストにずっと入ったまま聴けずにいたものを配信で聴いています。これはなかなか凄い。やっぱりオスカー・ピーターソンが凄いですね。 ビル・エヴァンス同様、オスカー・ピーターソンにもブレイク前のちょっとしたフレー…
ここ最近、またテデスキ・トラックス・バンドを引っ張り出して聴いたりしていましたが、こちらはそうなる前の2006年にリリースされたデレク・トラックス・バンドの作品。これもウォント・リストに引っ掛かっていました。 例によってどの曲が引っ掛かったのか…
レッド・ガーランドは自分のジャズの扉を開いてくれた人の一人なのでウォント・リストに入っていた作品も多かったんですが、その中でも配信ではこれ1枚しか見つかりませんでした。やはり配信は万能ではないですね。とはいえ気軽に聴ける点はやはり便利です。…
ボビー・チャールズの2010年に発表された遺作。こちらもウォント・リストにずっと入っていましたが、なかなか目にする機会がなく今回配信で聴くことにしました。しかし、これは相当いい作品ですね。 ボビー・チャールズといえば「Small Town Talk」というこ…
62年録音の作品。こちらもアルバム名をメモしておいてずっと聴けずにいた作品です。 Spotifyでマッコイ・タイナーで検索すると出てこなくて一瞬ガッカリしたんですが、「マッコイ・タイナー・トリオ」名義で登録されていて無事発見できました。これは検索仕…
2枚目は3曲しか入っていないんですが、やはりラストの40分を超える「Long Season」に耳を奪われます。 フィッシュマンズには2つの側面があると思っています。ひとつは快楽性の高いグルーヴに身を委ねる動物的な側面、もうひとつは歌詞内容を含めて90年代のど…
フィッシュマンズはずっと『空中キャンプ』と『宇宙 日本 世田谷』だけを聴いてきましたが、折に触れて時代がフィッシュマンズを振り返る機会が多くて、このラスト・ライブを収めたアルバムもラジオで耳にしてチェックしていました。 中古では既に高値が付い…
以前はラジオなどで気になった曲の収録アルバムを検索して、そのタイトルをメモしておいて中古CDを購入して聴く、というスタイルで音楽を聴き進めていました。でも今は配信で大方の作品は聴けるようになりましたので、これからはまずは配信で聴き進めて行き…
リトル・フィートのボックスもやっと最終盤に辿り着きました。通して聴くのはしんどいですが、こうして休み休み聴いてみると、熱量が持続していることに驚かされます。 ラストはワシントンD.C.の後半ですが、disc7でも書いた通りこの録音のボーカルのミック…
2021年6月12日に行われたムーンライダーズの45周年記念ライブがパッケージでリリースされました。開催時には配信もされましたので、当時は5回くらい観てあまりに感動したので全曲解説をしてしまいましたが、今回待望のパッケージ化となります。これは本当に…
TESTSETの1stがリリースされました。配信限定でEPは出ていましたが、今回はめでたくフルアルバムです。 砂原良徳とLEO今井がMETAFIVEを引き継ぐ形で活動を継続し、そこに白根賢一と永井聖一が加わってパーマネントなバンドとして活動をスタートさせた形です…